補助金を申請するのも経験と慣れでしょうか ②省エネ住宅ポイント編
補助金の申請の2回目は、国土交通省が発行する”省エネ住宅ポイント2015”があります。
900億の予算が、すぐに終了してしまうのではないかとの前評判でしたが、幸いなことに現状で半分の申請にも満たないのでまだまだ工事は間に合います。
他の補助金を申請していない省エネ基準を満たした新築住宅に30万ポイント(30万円分)が支給されます。
新築住宅の申請は明朗なので、書類さえしっかりしていれば簡単です。
問題は、省エネリフォームの申請です。
- 断熱サッシ1つに対して、大きさによってポイントが違います。小窓で8,000ポイント、中窓で14,000ポイント、大窓で20,000ポイントでそれが合算されます。
- 次に断熱改修の場合、外壁・屋根・天井・床と㎡数によりポイントが変わり、合算されます。
- エコ住宅設備として、太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯機(以上それぞれ24,000ポイント)・節湯水栓(3,000ポイント)
- バリアフリー工事として、手すりの設置(1ヶ所6,000ポイント)・段差解消(1ヶ所6,000ポイント)・通路の幅又は出入口の幅(1ヶ所30,000ポイント)
以上の工事の中で、必要な工事をされ、それぞれの工事の合算ポイントで最大30万ポイントの支給になるわけですが・・・
3番目の”エコ住宅設備”のみの工事の場合は3つ以上の工事でなければ申請出来ない・・・要するに、節水トイレにしただけでは24,000ポイントさえ申請出来ない。
だけど、内窓をひとつでも設置してあれば”エコ住宅設備”工事ひとつでも合わせて申請出来る・・・うん、複雑になって来ました。
ちなみに、タイル貼り等の段差のある浴室から省エネ対象のユニットバスにリフォームすると、”高断熱浴槽””節湯水栓”バリアフリー工事の”段差解消””浴室の手摺””出入口の幅”とで、69,000ポイントゲットですが、あともう一つ工事が必要です。
例えば、内窓を付ける・節水型トイレに交換する・高効率給湯機に交換するなどが良いでしょうか。
ユニットバスの窓は断熱窓ではないのか?と思いましたが、その省エネ対象証明書はまだ見たことありません。
メーカーさんお願いします。そうしたらユニットバスだけで省エネ住宅ポイントゲット出来ますよ。
もうひとつの例で、節水型トイレに交換し、トイレの小窓に内窓を設置すれば32,000ポイントの申請が出来ます。
そうです、内窓をひとつでも設置すれば申請が通りやすくなるんですって!
先日知りました・・・
何度も差し戻される申請書との格闘は、やっぱり内容を解らずに申請している訳です。
『冒険』であると思います・・・
P.S.ご安心ください、現在5件ほどの申請をしましたがチェック機関の中高建設組合の小林さんのご尽力でお客様へ過剰なご迷惑をお掛けすることなく、無事に受理されております!
詳しくは、国土交通省公式ホームページ 「省エネ住宅ポイント2015」へ
工事・見積りのご依頼は ミズケンHOME TEL;0269-22-2777まで!
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